経営幹部会議指導
経営計画の可否は実行にあります。計画が実行に移されないのにはいくつかの要因があります。
『モチベーション』の問題もありますが、計画を遂行するにあたって、「結局、何をすればよいのかわからない」という状態になっていることです。そこで重要なのが、具体的な現場での実行計画、すなわち戦術とその判断数値となるKPI です。戦略をここまで落とし込むことで、実行度が上がるとともに、その可否も見えやすくなります。計画実現の肝は、実行出来る内容(戦術)と“見直しが出来る体制をつくる”ことになります。戦略は曖昧でもダメ、具体的な内容がうまくいかない時に固執していてもダメです。細かい問題も含めて、現場で起こっていることのフィードバックを受けて、戦略は実行の中でさらにブラッシュアップされていく体制の構築が戦略実現の肝となります。そのような場を作るのが経営幹部会議です。
また、このような会議を重ねることによって、経営幹部社員の幹部としての人材育成にも繋がっていきます。経営者の方針を共有し、幹部社員が社員の代表として積極的な考え方を持ち、各職場の意見を反映しながら会議を進める。これにより全社が一体感を持って進めることができます。仕事に対する意欲を高め、会社と社員の目標を一致させ働きがい・生きがいの実現を図ります。